文化出版局の銀花が休刊
161号、これが終刊号です
私がこの季刊誌を知ったのは、十数年前
陶芸家の友人から見せてもらった。
こだわりの手仕事が、
ため息をつくほどの美しい工芸品が
類のない生き方が
いつもドキドキさせてくれた。
家にあるのは、100号を過ぎたころから
“手”をめぐる四百字が毎号楽しみだった。
それぞれの原稿用紙に手書きの文字がそのまま印刷され、
線を引いて訂正されたり、付け加えられた部分もそのままに
その人が見えてくるのだ
今回ももちろん充実した内容で
「手編み七つの魔法」
7人のユニークな作品の中に、モーネで展示された
86才のヒサ子さんのあみぐるみを発見
インターネットの普及、時代は変わってる
ホントにそうだけど
銀花がなくなるなんて…